育てたローズマリーから、エキスを抽出する。
エキスには、水溶性と油溶性がある。
今回は、オイルを使って油溶性エキスを抽出する。
乾燥ローズマリー
育てたローズマリーを摘んで、葉っぱだけの状態にする。
葉っぱはきれいに洗って、カラカラになるまで乾燥させる。
オイル抽出の時には、この乾燥させたハーブを使用する。
水溶性のエキスを抽出する時は、乾燥でも生葉でもどちらでも使える。
オイル抽出に使うハーブは、ローズマリーでなくてもかまわない。
私は、他にもオリーブの葉や紫根、ヨモギ、ラベンダーやローズヒップなど色々作ってストックしている。
お肌の調子やその時の気分に合わせて、好きなものを使えるので、何種類か作っておくと便利。
水溶性エキスの抽出方法は、こちら。
ローズマリーオイルを抽出
②好きなオイルに浸ける。
③湯煎にかける。
④濾過してエキスを取り出す。
①乾燥させたローズマリーを清潔な瓶に入れる。
②ローズマリーが隠れるぐらいまで、ホホバオイルを注ぐ。
③湯煎にかけて、撹拌する。
1週間ほど、そのまま保存。
④葉っぱを濾したら、できあがり。
ローズマリーオイルの用途
黄金色だったホホバオイルが、黄緑色のオイルに。
滅菌済み点眼容器に詰め替えると、便利。
私は、数滴をボディバターに混ぜて保湿クリームにしたり、アロマオイルを垂らしてマッサージオイルとして使う。
ボディバターの作り方は、こちら。
オイルの種類
オイル抽出に使うオイルは、ホホバオイルでなくても良い。
他にもオーガニックオイルの種類は豊富で、
ココナッツオイルやアーモンドオイル、アボカドオイルやマカダミアナッツオイル、アプリコットカーネルオイルなどなど。
その時のお肌の調子や目的によって、使うオイルを変えたりして使い分ける。
ただ、オイルによっては火に弱く湯煎できないものや、酸化しやすく長期保管に向いてないものがある。
ホホバオイルは酸化しにくく、長期保管に向いているので、私は主にホホバオイルを使う。
紫根オイルを抽出する時はココナッツオイル、ハトムギオイルを抽出する時はアプリコットカーネルオイル、それ以外は全てホホバオイルで抽出している。
ホホバオイルも、産地やメーカの違うものがたくさんある。
どのオイルが良いかわからない時は、選べるオイルお試しセットなどで、自分に合うオイルを探してみるのも良いと思う。
私はどのオイルでも、必ず未精製を使用する。
精製済みの方が使用感は良いけど、手を加えていない未精製を選ぶことにしている。
私が長年愛用しているのは、Jojoba Company ゴールデンホホバオイル。