小町の休日

植物を育てたり、化粧品を手作りしたり、釣りしたり、温泉に行ったり。。。「美・食・遊」に大きくカテゴリ分けした気ままな休日を、とりとめなく書きとめたブログ。

湯の峯荘で日帰り温泉

湯の峰温泉水を汲みに、和歌山県まで出掛けた。
今日は、湯の峯荘で日帰り温泉を楽しもうと、寄り道せずに真っすぐ湯の峯荘に向かった。

湯の峰温泉と私の子宝

湯の峰温泉との付き合いは、20年以上にもなる。
始めの頃は、子宝を授かりたく湯の峰温泉に行っていた。
湯の峰温泉は婦人科系にも良いらしく、子宝の湯でもある。
公衆浴場のすぐそばにある東光寺には、子宝地蔵尊もいらっしゃる。

当初は、御参り&日帰り温泉がメインだった。


子宝が授かったと思ったら、切迫流産。
お腹の中での成長具合が悪く、お医者様や周囲に説得され、泣く泣く手術を受けた。
関係あるんだかないんだか、、、私が一生懸命お願いしていたのは子宝地蔵尊ではなく、温泉地蔵尊だったことを知る。
そうして、本物の子宝地蔵尊をお参り&入浴しなおしに行ったのが、16年ほど前のこと。


すぐに子宝に恵まれ、無事出産。
この子宝がありがたいことにとても元気過ぎ、手を焼いた。
お礼参りに行った後は、子育てに忙しく色々重なったこともあり、しばらく疎遠になっていた。

子宝地蔵尊の記事はこちら


湯の峰温泉での湯治

娘が2~3才の頃、この頃色んな問題も山積みで、いま思えば、精神的に参る要素はたくさんあった。
めまいがしたり息苦しくなったりして、突然倒れたりするようになり、しかも原因不明で、病院を転々とし、最終パニック障害だと診断された。


特別な原因を探ることなく、色んなことがつもり積もった結果であるという漠然とした中、ただ薬を処方されカウンセリングを受ける程度。


私の場合、「PTSDの可能性も否定できませんが、おそらくパニック障害でしょう」みたいな。。。
当初は、言われた通り薬を飲み、カウンセリングに通い、素直に従った。


いつ治るのか、治るのか治らないのかもわからないまま。
いつ発作が出るのかもわからない。
まだ小さい子供を連れて、発作が起きたらどうしようと思うと怖くて、外出するのも不安でたまらなかった。


厄介なことに、「こんな時に発作が起きたらどうしよう」と思ってしまうと、息苦しくなり始め発作の兆候が出てくる。


こんなんではあかん、あかん、の毎日で、
そんなときふと、パニック障害だと認識してからひどくなっていることに気がついた。


そこで、パニック障害だと自分で認識してしまうことを、全てやめてしまえばどうかと思い始めた。
病院も薬もカウンセリングも、全てやめてしまおうという持論に到達。


お医者様に従うことの一切合切を捨てることに、かなりの勇気は必要だったけど。
万が一発作が起きた時に備えて、安定剤だけを御守りに持ち歩き、思いきって遠出もしてみようと思い始めた。


そして、自分がパニック障害だということを忘れる為には、第三者的にそういった病気を眺めてみることも必要だと思い、メンタル心理士の勉強を始めた。


そんなこんなで、平日は勉強し、土日は温泉にでかけるようになった。
その行き先は、ほぼ湯の峰温泉が占める。
湯の峰温泉だけでも、転々と色んな所に泊まった。


お気に入りの格安宿

宿泊費をおさえるため、1万円以下の格安宿ばかりを探して泊まった。
色々泊まった中で何度もリピートしたのは、湯の峰温泉では湯の谷荘ゆの里だけ。

★お気に入りの格安宿★湯の谷荘 TEL:0735-42-1620
ゆの里 TEL:0735-42-0474

湯の谷荘は、元湯より少し上に上がったところにある。
一泊二食8000円と安く、そのわりに料理が豪華でボリュームもありおいしかった。
一品一品どれもおいしくて、食事がすごく良かった。
芋まんじゅうなど、手の込んだ本当に美味しい料理がたくさん。
こじんまりとはしているものの、内湯と露天の岩風呂も趣あって良かった。
現在は8550円になっているけど、それでもやっぱり格安。
コスパが飛びぬけて良かった。


ただ、前もって予約しておかないと、空いてないことも多かった。
これだけコスパも良ければ、人気もあるはず。
直前で行き先を決める無謀な私たちは、残念ながら泊まれなかったこともあった。


湯の谷荘が満室の時や連泊する際は、ゆの里に泊まった。
ここは、更に格安。
当時、一泊二食6500円だったと思う。
現在7000円、やっぱり格安。
ここは家庭的な民宿で、田舎に帰ったような気分で気兼ねなく泊まれる。
部屋も家のような感じで、冬はこたつでゴロゴロ。
コスパ的には、値段相応かな。


食事は素朴で、家庭料理といった感じ。
決して豪華とは言えないけど、野菜は自家製で天然鮎は大きめ。
湯の峰温泉に来たなら味わいたい、温泉粥や温泉コーヒーも、朝食で出てくる。
私は、コーヒーが好きじゃなかったのに、ここのコーヒーを飲んでから好きになった。
今では、毎日自宅で温泉コーヒーを飲んでいる。


ただ、お風呂や環境は湯治に最適。
ここは、元湯からだいぶ離れた静かな場所にある。
遊泳許可されているきれいな川、四村川に面したせせらぎの宿で、癒し効果は抜群。
私の中では、湯の峰温泉の穴場だった。

宿の中には内湯しかないが、宿を出て川原に降りると、開放的な露天風呂がある。
これが本当に癒される。


湯の峰温泉は高温で、掛け流しでは熱い為、自分で加水して加減しないと入れないことが多い。
ここは元湯から離れているので、源泉がここへ到達するまでに冷めてくれる。
元湯ほど熱くないので、大量の水で薄めなくてもほぼ100%の状態で入ることができ、くすり湯をそのまま楽しめる。


私たちが宿泊した時は、出張などの長期滞在の方がおられるぐらいで、混雑したりかち合うこともなく、ゆっくり寛げた。
温泉と環境は、私の湯治にはもってこいだった。


二週続けてお世話になったり、少なくても月に1回は行ってたかな。
電話して「もしもし」だけで、「○○さん、空いてますよ~」のノリだった。
直前で行き先を決める無謀な私たちにもピッタリで、よくお世話になった。


熊野の神聖パワーを浴び、自然と温泉に癒され、メンタル心理士の資格も取得。
娘が小学生になる頃には、パニック障害だったのかすらわからなくなった。


病院をやめて以来、あれから一度も病院へは行っていない。
発作が出そうな兆候との戦いには苦労したものの、
数回安定剤を飲んだ程度で、大した発作も起きなかった。


お医者様に何の相談もせず、いきなり薬や通院をやめるのは、本当はしてはいけない。
ただ、私の場合はこれで良かっただけのこと、決して人にはおすすめしない。


娘が小学校に入学してからは、数回お世話になった程度で、徐々に宿泊する頻度も減り、ゆの里へはもう10年近く行ってない。
私の背を越した今の娘を見たら、さぞかしびっくりされるに違いない。

湯の峰温泉ガイド


湯の峯荘との出会い

それからも、湯の峰温泉へは温泉水を汲みには行っていた。


娘が低学年ぐらいの頃かな、お正月の旅行で、久しぶりに湯の峰温泉に泊まろうということになり、一度泊まってみたかった湯の峯荘を予約。


お正月料金だったこともあり、少し高めだった。
平日だと1万円ぐらいのプランもあるのに、お正月は特に高い。
今まで泊まったところが通年料金だったから、よけい高く感じつつ。
結果的に、環境も温泉も食事も良く、総合してコスパ的にも満足した。


湯の峯荘は、元湯から離れた小高い場所にある。
自然に囲まれ、環境的にも良かった。

湯の峰温泉の元湯付近は、温泉の風情はたっぷり味わえるものの、温泉に浸かりながら遠くの山々を見渡せたり、自然と向き合えるといった環境には欠けている。


その点、湯の峯荘は高台にあり、温泉から見える景色も大自然そのもので、私にとっての癒し効果は抜群だった。


湯の峯荘は貸切り風呂も2つあり、内湯も露天風呂も広く、料理も豪華だった。
地物の栗などで彩られた前菜も良かったし、温泉ぼたん鍋も付いていた。

地物の食材に、凝られた手作りのお料理。
盛りだくさんで、味もおいしく本当に良かった。
朝食もボリュームがあり、もっと早起きしてゆっくり食べたら良かったと後悔した。


こうして、湯の峯荘は私のお気に入りの宿になった。
湯の峰温泉で泊まるなら、また湯の峯荘がいい。
今は湯の峰温泉の中では、トップを占めるお気に入り宿。
ただ、私のお財布が、「行くなら平日にしなさいよ」と口うるさいので、なかなかあれから行けてない(涙)


その後も、温泉水を汲みに湯の峰温泉には行くものの、日帰りばかり。
結局、湯の峰温泉での宿泊は、湯の峯荘が最後になっている。

湯の峯荘の宿泊プラン


湯の峯荘大炎上


いつものごとく温泉水を汲みに湯の峰温泉に向かってた時、湯の峯荘で日帰り入浴しようと思い立ちググってみたところ、湯の峯荘の炎上騒ぎが出てきた。


以前宿泊したとき、湯の峯荘にはわんちゃんたちがいた。
そのわんちゃんのことを書き込んだクチコミをきっかけに、湯の峯荘が大炎上したらしい。


ネット情報によると。
「犬が館内にいたのが嫌だった、朝方うるさくてゆっくり眠れなかった」と、じゃらんのクチコミに書き込んだ方がいたのだとか。
それに対し宿側が、保健所に連れて行って処分してもらうことにしようかと、返答書き込みしたことで大炎上したとのことだった。


軽く読んだだけで、なんて旅館なん‼️と腹が立ち、予定していた湯の峯荘での日帰り入浴をやめた。
それが、2年ほど前のことかな。


最近になって、この大炎上の詳細を知りたくなり、じゃらんの湯の峯荘のクチコミを見てみた。
2015年10月のクチコミに対し、2016年3月に大炎上し、その後すぐに宿側から謝罪の書き込みがしてあった。
まさか本気に受け取られるとは思ってもいなかったとのこと。


そこには、問題となったわんちゃんのその後も書かれていた。
その愛犬マロちゃんは、その後も湯の峯荘で大切にされて暮らしていたとのこと。
謝罪の書き込みの前月に、15才で旅立ったらしく、過去形になっていた。
今はマロちゃんの子孫が暮らしているとのことだった。


この宿の返信を書き込んでおられる方は、どうやら経営者の方のよう。
大炎上したことで自重されているのか、周囲に止められているのか、炎上後の書き込みはほぼない状態。
どうしてもがまんできないクチコミに対してだけは、反論しておられる感じ。


ストレートに読めば、ふざけてんの‼️と思うような文章もあり、ひねったジョークまじりだったり。
ん?と思いながら読んでいくと。。。
この方のバカ正直さや不器用さや、湯の峯荘への思いが、ひしひしと伝わってきて(いい意味でも悪い意味でも)。
これをまじめに書き込みしておられることを思うと、なんだかおもしろおかしく 笑


何事にも毒舌かつ個性的な発言で、私はこの方の言い回しがなんともツボにはまる。
炎上騒ぎの件を見るだけのつもりが、おもしろくてついつい読んでしまった。


わかりにくいジョークが所々に見られ(笑)
イギリス式ジョークと言うか、要はブラックジョーク(笑)
読んでるうち笑いまで出てしまい、娘にうるさがられる始末。
炎上騒ぎはさておき、私はこの方の発想の虜になり、ファンになってしまった。


自身が平凡だからなのか、私は変わった人に惹かれる。
「私の好きなタイプの変わり方」で、すっごい私のツボにはまってしまった。
娘にも笑いを届けたくて、文章をそのまんま伝えてみたら、娘もツボにはまっていた。
さすが私のDNA‼️


そして、次に温泉水を汲みに行くときは、絶対湯の峯荘に寄ろうと決めていた。
そして、今日は真っ直ぐ湯の峯荘へと向かった。

湯の峯荘のクチコミ


湯の峯荘で日帰り入浴

湯の峯荘に到着‼️
キョロキョロと例の方を探す( ̄▽ ̄= ̄▽ ̄)
えらいさんなので、なかなかそう簡単に会えるはずないか。。。
(社長と呼ばれていると書いてあった)


フロントで、日帰り入浴の受付をした。
日帰り入浴でも貸切り風呂を使用しても良いとのことで、感激してしまった。
でもそこまでゆっくりもできないので、今回は内湯と露天風呂を楽しむことにした。

★湯の峯荘の日帰り入浴★・入浴時間:12時~15時
(17時までの時もあり)
・料金:大人1000円  小人500円 
幼児無料
・定休日:不定休
    TEL:0735-42-1111

外国の方が多く、拙い英語で接客してると例の方が書いてらしたが、本当に外国の方が多かった。
従業員さんもしっかり英語で接客しておられ、すごいなーと感心した。


お風呂に入ると、私と娘だけ。
のーんびり入浴。
久しぶりの湯の花に感動。

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テンション上げ上げ。
かき集められるほど、底には湯の花がたまっている。
これは湯の峰温泉の特徴で、決して掃除が行き届いてないわけではない。

残念なことに、汚いと勘違いされる方も多いらしいが、これは天然温泉成分の結晶のようなもの。


しばらくすると、外国の方が2人入ってこられた。
お互い産まれたまんまの姿で、ニッコリご挨拶。
なんかいい感じ。
英語がしゃべれないので、ニッコリ顔挨拶。
目が合うと、またまたニッコリ。
こういう場合、頑張って英語でしゃべりかけたのに日本語で返事されるとか、そんなパターンも多そう。
でも、私はやっぱり、ニッコリニコニコ顔会話。


外国の方二人とも、温泉にのぼせ気味な様子で、わりと早めに上がられた。
上がられる時も、お互いニッコリぺこり。


また娘とふたりだけ。
内湯ひとつと、露天風呂ふたつ。
そのひとつはぬるめのお湯で、娘とゆ~っくり入った。
ここの露天風呂で味わえる、開放的な気分は別格。
見える景色にも癒され、大自然にふれ合えるこの露天風呂は、本当に最高‼️


温泉水を汲む

湯の峯荘のガレージの前に、源泉がある。
湯元から引いてある、湯の峰温泉の源泉。

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左側に蛇口があり(コップの下辺り)、ここから温泉水が汲める。

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湯の峯荘を利用した時は、無料で持って帰らせてもらえる。
一応、ひと言声だけかけ、温泉水を汲ませてもらった。


「やっぱり湯の峯荘はいいわぁ、また泊まりに来ようさぁ、なぁなぁお母さんー」
「うん、星が見えるテラスもあるらしいでー、また来よなぁ」
お財布がまだ「行くなら平日にしなさいよー」と言っていることは胸にしまい、湯の峯荘を後にした。

湯の峯荘の施設概要
湯の峰温泉ガイド